縮毛矯正したのにうねりが残る?原因と直し方|前髪・アイロンの正しい対処とサロンの保証

2025.08.08

縮毛矯正をしたのに「まだうねりが残っている気がする」と感じたら、まずは原因を整理することが大切です。
原因ごとに最適な直し方が異なるため、やみくもにアイロンで強く伸ばすのは逆効果になることがあります。
早めの診断とサロン相談が、再発防止とダメージ最小化の近道です。

結論:最短で解決するコツ

施術直後〜1週間は「お直し」の判断期間です。
「前髪だけ戻る」「根元のポコッとした浮き」「雨の日だけうねる」など、症状の出方で対処が変わります。
自己流の高温アイロン連発はダメージと形状記憶の乱れを招きます。
一時しのぎが必要なときは、後述の温度・手順を守って最小限にとどめましょう。

うねりが残る主な原因

  • 薬剤の強さ・放置時間・アイロン温度やテンションのミスマッチにより、還元と熱処理が不十分だったケースです。
  • 安全のため根元数ミリを空けて施術することで、生え癖が強い方は「根元だけうねる」ように見えることがあります。
  • ハイダメージやブリーチ毛では、内部がスカスカで形が安定しにくく「戻り」が早く感じやすいです。
  • 当日の結び跡・耳掛け・寝癖・汗や湿気で、物理的な「跡」がついて一時的にうねって見えることがあります。
  • 実はうねりではなく、分け目の「割れ」が原因で、前髪が曲がって見えるケースです。
  • 前髪特有の生えグセ(つむじの向き・左右の流れ)が強く、全体は伸びていても前髪だけ戻ったように感じる場合です。

前髪のうねりが出やすい理由と対処

前髪は毛が細く、汗や皮脂の影響を受けやすいパーツです。
さらに生えグセの影響が強いため、少しの湿気や分け目のずれでも形が崩れて見えます。
前髪は「根元の方向づけ」が命で、根元を起点にブロー→軽いアイロンの順で整えると持ちが良くなります。

自分でできる応急処置(アイロンの正しい使い方)

  • 温度の目安は細毛・軟毛で140〜160℃、普通毛で160〜180℃です。
  • 同じ箇所への何度も高温プレスはNGです。一か所2〜3回までを目安にしましょう。
  • 前髪は5〜8mmの細いスライスで、根元に軽くテンションをかけて毛先に抜けるようにスルーします。
  • ブローで根元の方向を整えてから、仕上げにアイロンでツヤ出しを行うと形が安定します。
  • オイルを先につけすぎると熱ムラの原因になります。
    仕上げのごく少量で表面を整える程度にしましょう。
  • 汗・湿気対策に、前髪だけ小さめのマジックカーラーで根元を持ち上げ、出かける直前に外すのも有効です。

サロンでの直し方

  1. 濡らして弾力・結合の戻り方を再診し、うねりの種類(戻り・浮き・割れ)を判別します。
  2. 必要に応じて部分矯正(前髪・顔周り・根元数ミリ)を選択し、薬剤を部位別に塗り分けます。
  3. アイロンはテンションと角度を最適化し、特に前髪は生え際の方向づけを重視します。
  4. 中性〜弱酸性域の薬剤や処理剤で、ダメージを抑えながら形を安定させます。
  5. ホームケアの再設計(乾かし方・スタイリング順・使用量)までセットでご提案します。

返金・保証(お直し)についての考え方

多くのサロンでは「お直し期間」を設け、まずは再施術や部分調整での改善を最優先にしています。
技術は髪質・履歴に大きく影響されるため、返金よりも再施術でベストな仕上がりに近づけるのが一般的です。
もちろん、状態や履歴によってはお直しが難しい場合もあるため、カウンセリング時に選択肢を明確にご案内します。

  • まずは施術日から1週間前後を目安にご連絡ください。期間や条件は店舗規定に準じます。
  • 「前髪だけ」「顔周りだけ」など部分的な再施術で解決するケースが多いです。
  • 返金をご希望の場合も、状態確認の上で店舗規定に沿ってご説明いたします。

症状別チェック表(セルフ判別の目安)

症状よくある原因応急処置サロン対応
根元だけうねる・浮く根元数ミリの未施術域や生えグセ根元ブロー→軽いアイロンスルー根元の部分矯正で方向づけ
前髪が日中に戻る汗・湿気・分け目の割れ出かける直前のカーラー→軽いスルー前髪のみ薬剤弱めで再調整
雨の日だけ全体がうねる内部の水分バランス不安定乾かし切り+耐湿スタイリング処理剤追加や熱条件の再設定
中間〜毛先がジリっとする高温アイロンの当て過ぎアイロン休止・保湿集中カット調整や酸熱系の補修
片側だけ曲がる片側の生えグセ・寝癖分け目リセット→根元ブロー左右差を見越した方向づけ

よくある質問

Q.翌日にうねりが出ました。失敗でしょうか?

寝癖や結び跡で一時的に見える場合も多く、必ずしも失敗とは限りません。
まずは正しいブローと軽いアイロンで整え、改善しなければ早めにご相談ください。

Q.自宅のアイロンは何℃が安全ですか?

細毛・軟毛で140〜160℃、普通毛で160〜180℃が目安です。
高温での多回数プレスは厳禁です。一か所2〜3回までにしましょう。

Q.カラーと同日にできますか?

髪の状態によります。
負担が大きいと判断した場合は日程を分けるご提案をいたします。

Q.次はどのくらいの周期でかけ直すべき?

目安は3〜6か月ですが、生えグセやヘアスタイルにより個人差があります。
「前髪だけ先に部分矯正」などのメンテもおすすめです。

ご予約前のご案内

当店では複数の縮毛矯正メニューをご用意しています。
前髪だけ気になる方には部分矯正も可能です。
お直し・保証の期間や条件は店舗規定に準じますので、気になる点は事前にお問い合わせください。
「うねりが残るかも」という不安こそ、プロの診断で早めに解決しましょう。

ご予約はWEB予約から承ります。
ベストな状態で毎日を過ごせるよう、全力でサポートいたします。