縮毛矯正で「はげる」は本当ですか?男の薄毛が心配な方へ徹底解説

2025.09.04

縮毛矯正の施術で禿げるのか不安を感じていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
結論からお伝えすると、縮毛矯正そのものが直接の原因で「はげる」ことは基本的に稀です

ただし、施術のやり方や頻度、頭皮や毛髪の状態によってはダメージや抜け毛が増えたように感じることがあります。
本記事では、「禿げるのか」「男の場合はどうか」という疑問に丁寧にお答えし、安心してサロンに通っていただくためのポイントを解説します。

まずは結論:縮毛矯正=即「はげる」ではありません

縮毛矯正は髪の内部の結合を一時的に切り、熱で再結合させて形を安定させる施術です
このプロセス自体は毛根を破壊する医療行為ではないため、男性型脱毛症(AGA)のように進行性に髪が減る「はげ」とは機序が異なります。

一方で、薬剤選定やアイロン温度が不適切だと「切れ毛・断毛」「頭皮の一時的な炎症」が起き、結果として薄く見えることがあります。
正しい診断・薬剤設計・温度管理ができる美容室を選ぶことが最重要です

「はげる」と感じやすい3つの誤解

  • 髪がまっすぐになることによるボリュームダウンで薄く見え「禿げた」と誤認
  • 切れ毛・断毛が増えると毛先の密度が落ち、全体がスカスカに見える
  • 施術直後の頭皮の乾燥や一時的なフケで抜け毛が増えたように感じる

実際にリスクが高まるのはどんなとき?

  • 短いスパン(例:1〜2か月)で繰り返し縮毛矯正を行う場合です。
  • セルフ施術や経験の少ない施術者による過度なアイロン温度(180℃以上連発)放置時間の長すぎる薬剤操作です。
  • 頭皮に薬剤がベタ塗りされ、保護が不十分な場合です。
  • ブリーチや高明度カラーと同時進行で負担が集中する場合です。

男(男性)のお悩みポイントと対策

男性はもともと前頭部・頭頂部の毛が細くなりやすく、AGAの影響を受けやすい特徴があります。
そのため、縮毛矯正のボリュームダウン効果が「進行が早まった」ように錯覚しやすいのです。

  • 前髪・生え際は薬剤を弱める、または塗布量・放置時間をコントロールしてリスクを下げます。
  • トップの潰れを避けるため、根元は浮かせて塗布し、アイロンも必要最小限にします。
  • 仕上げはボリュームバランスを補うカット・スタイリングで「薄く見えない」デザインにします。
  • AGAが疑われる場合は医療機関での相談と、サロンでは頭皮負担の少ないメニュー設計を併用します。

美容室で行う「薄く見えないための」具体策

  • 薬剤診断:毛髪径、既矯正履歴、カラー履歴を踏まえて還元力を最適化します。
  • 塗布コントロール:頭皮に付けないゼロテク塗布で刺激を抑えます。
  • 温度・テンション管理:必要部位のみ適正温度でワンスルーを基本にし、断毛を防ぎます。
  • 保護と中間処理:前処理・中間処理・後処理でpHと結合のバランスを整えます。
  • デザイン調整トップは自然な立ち上がりを残し、顔周りは量感を微調整します。
  • 施術間隔の目安新生部のみのリタッチで3〜6か月を推奨します。

セルフ縮毛矯正とサロン施術の違い

項目セルフ美容室
薬剤選定髪質に対して強すぎ・弱すぎのリスクがあります。髪質・履歴に合わせて濃度とpHを調整します
塗布技術頭皮ベタ塗りやムラが起きやすいです。ゼロテク塗布とセクション分けで均一に仕上げます
熱処理温度・テンション過多で断毛の恐れがあります。適正温度とワンスルーでダメージを最小化します
仕上がり不自然なペタッと感が出やすいです。自然な丸みとボリュームバランスを設計します

施術前チェックリスト(来店時にご共有ください)

  • 最後に縮毛矯正をした時期(例:◯か月前)を覚えています。
  • 直近3か月のカラー・ブリーチ履歴があります。
  • 頭皮の赤み・かゆみ・フケなど敏感症状の有無を把握しています。
  • 仕上がりイメージ(ボリュームの残し方・前髪の自然さ)を言語化しています。

よくある質問(FAQ)

Q:「縮毛矯正で禿げるのか」が一番の不安です。

適切な薬剤・技術であれば、縮毛矯正が直接の「はげ」の原因になる可能性は低いです
ただし、既ダメージ毛への過度な熱・頻繁な施術は切れ毛を増やすため、計画的なリタッチをご提案します。

Q:男ですが、生え際が心配で縮毛矯正を迷っています。

男性は生え際の毛が細く、潰れると薄く見えやすいです。
生え際は還元力を弱める・塗布量を調整する・前髪はアイロンを甘めにするなど、デザインと保護の両面から対応します。

Q:どのくらいの頻度で通えば良いですか?

基本は3〜6か月のリタッチがおすすめです。
うねりの強さや髪の伸びに合わせて担当者が最適周期をご案内します。

Q:施術後のホームケアは?

当日は結び跡や折れ防止のため髪を濡らさず、強い摩擦を避けます。
翌日以降は補修成分配合のトリートメントと、ドライ前のヒートプロテクトトリートメントで熱ダメージを軽減しましょう。

まとめ:迷ったらプロにご相談ください

縮毛矯正=はげる、ではありません
大切なのは「あなたの髪・頭皮に合わせた設計」と「適切な頻度・ケア」です。
当店では、初回カウンセリングで履歴や頭皮状態を丁寧に確認し、男性のお客様の薄く見えないデザイン作りもご提案します。
不安な方こそ、一度プロに相談してから最適な方法を一緒に決めていきましょう
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