縮毛矯正後のヘアアレンジはいつからできる?結婚式・メンズ・簡単アレンジまで解説

2025.09.17

縮毛矯正をかけると「ヘアアレンジはできないのでは」と不安になりますよね。
結論からお伝えすると、ポイントを押さえればヘアアレンジは十分楽しめます。
髪の状態とタイミングに合わせて、負担の少ない方法を選ぶことが大切です。
本記事では、サロン目線でわかりやすくお伝えします。

縮毛矯正後、ヘアアレンジは「いつから」できますか?

基本の目安は次の通りです。

  • 0〜48(〜72)時間:髪を結ばない・耳にかけない・帽子で押さえない期間です。
    この間はシャンプーやアイロンも原則控えましょう。
  • 3日目〜1週間:ゆるいゴムやシュシュでの低い位置のポニーテールなど、跡が付きにくいアレンジから再開します。
  • 1週間以降:低温のコテやカーラーで軽いカールならOKです。
    130〜150℃で数秒タッチを意識し、同じ毛束に何度も熱を当てないことがコツです。

髪質や薬剤、施術履歴により最適な期間は変わります。
不安がある方は必ず担当美容師に直接ご相談ください。

「できない」って本当?縮毛矯正でも楽しめるアレンジとコツ

  • “できない”わけではありません。
    直線的な質感を活かしたツヤアレンジや、低温のワンカールで柔らかい表情は十分に可能です。
  • アイロン前は必ずヒートプロテクトを塗布します。
    乾いた状態で熱を当て、引っ張りすぎないようにします。
  • 跡が付きにくい大きめカーラーや、熱の少ないホットカーラーも相性が良いです。
  • 結ぶ場合はシルクゴムやシュシュなど、テンションの弱いアクセを選びます。

結婚式・お呼ばれヘアはこう整える

ドレスコードに合う上品さと“持ち”を両立するのがポイントです。

  • 低めシニヨン:ねじりで立体感を出し、表面はブラシでタイトに整えます。
    縮毛矯正のツヤがフォーマル感を高めます。
  • ハーフアップ:顔周りはワンカールで柔らかさを作り、耳後ろで留めます。
    パールやメタルピンで華やかさをプラスします。
  • タイトポニー:結び目を毛束で隠し、毛先のみJカールで女性らしさを出します。

結婚式当日に初めて強いアレンジをするのは避け、1〜2週間前のリハーサルセットで持ちや質感を確認しましょう。
前髪や顔周りの長さ調整も同日に行うと完成度が上がります。

メンズの縮毛矯正×ヘアアレンジ

  • センターパートのCカール:26mm前後のコテで前髪の中間〜毛先のみ軽く曲げます。
    清潔感は維持しつつ、直線感を和らげられます。
  • アップバング:ドライヤーで根元を立ち上げ、冷風で固定します。
    仕上げは軽めのワックスで束感を出します。
  • マッシュ系の動き出し:こめかみ〜ハチ周りは押さえ、表面だけJカールで奥行きを作ります。
    硬いジェルより、馴染みの良いクリームやバームが相性◎です。

忙しい朝でも「簡単」にできる3ステップ

  1. 夜のうちにオイル少量で保湿して寝癖を防ぎます。
    朝は根元中心にブローし、毛先はブラシで内に入れます。
  2. 毛先だけワンカールを入れます。
    130〜140℃・3〜5秒で“触れるだけ”が合言葉です。
  3. 柔らかいスプレーで表面を整え、前髪はコームでラインを整えて完成です。

道具とスタイリング剤の選び方(保存版)

アイテム推奨スペックポイント
カールアイロン26〜32mm・130〜150℃スタート低温短時間で“曲げる”を意識します。
高温での引き伸ばしは避けます。
ドライヤー風量強め・冷風搭載根元は熱風で立ち上げ、最後は冷風で形を固定します。
ヒートプロテクトミストまたはミルクタイプ熱の前には必ず使用します。
ムラなく塗布して乾かしてからコテを当てます。
仕上げ剤軽めのオイル・クリーム・バームつけすぎはペタンと見えるので、毛先から少量ずつ馴染ませます。
ヘアアクセシュシュ・シルクゴム・ノンクリースピン跡がつきにくく、テンションが弱いものを選びます。

やりがちなNG行動チェックリスト

  • 濡れたまま結ぶ・寝るのはNGです。
    濡れ髪は形が付きやすく、うねりやダメージの原因になります。
  • 毎日170℃以上で同じ毛束を何度も巻くのは避けます。
  • アイロン前に保護剤を使わないのはNGです。
  • 強いゴムで高い位置に長時間結ぶのは跡が残ります。

長持ちさせるためのメンテナンス

  • ホームケア:ダメージケア系シャンプーと集中トリートメントで保湿を徹底します。
    摩擦の少ないタオルとナイトキャップも効果的です。
  • ドライの習慣:根元からしっかり乾かし、最後に冷風でキューティクルを整えます。
  • サロンケア:月1のトリートメントや前髪・顔周りのメンテカットで形をキープします。
    リタッチの目安は3〜6ヶ月、状態により調整します。

よくある質問(FAQ)

Q.巻き髪は「いつから」OKですか?
目安は1週間以降です。
完全に乾いた髪に130〜150℃・短時間で行いましょう。
Q.結婚式当日に崩れないコツはありますか?
前もってリハーサルセットを行い、当日はハードではなく“弾力のある”スプレーで層を作るのがコツです。
湿気対策として前髪の内側だけ軽くCカールを入れると持ちが良くなります。
Q.本当に“できない”アレンジはありますか?
極端な強パーマ風や高温での強いクセ付けはおすすめしません。
負担の少ないタイト系・ツヤ系・ワンカール系が相性抜群です。
Q.メンズでも簡単にできますか?
はい、できます。
前髪のCカールやアップバングなど、ドライと低温タッチで再現しやすいアレンジをご提案します。

迷ったら美容室にご相談ください

あなたの髪質・施術履歴・ライフスタイルに合わせて、最小限の熱で最大限きれいに見える“似合わせアレンジ”を私たちが設計します。
結婚式や撮影、面接など大切な日の前には、前髪や顔周りの微調整とリハーサルセットのご予約がおすすめです。
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